日本の空港に無人化ゲートが設置され
そこを利用しての出入国の場合、パスポートにスタンプが押されなくなりました。
通常何も問題はありませんが、一部の国のビザをとる際には
出入国のスタンプがないと、日本にいる(帰国している)証明がないため
渡航履歴証明書をとりよせ、日本にいる証明をする必要があります。
そんなことが先日が業務上であり、渡航履歴証明書なるものの
取り寄せ方を学びました。
そこで200回以上海外に行っている!と言う社長の渡航履歴を取り寄せてみました。
92円の返信用封筒を同封して申請するのですが、
さすが渡航回数が多い為、重量オーバー!
送料不足で追加徴収となりました
一般の方の記録に比べ、膨大な書類だったワケです
しかし残念ながら1973年(昭和47年)以降の記録しか開示されておらず
昭和40年代前半の海外旅行黎明期に海外添乗を
過密スケジュールでこなしていた頃の記録は消えておりました。
しかし、1973年以降の記録でも大変興味深く
いかにあっちの空港、こっちの空港から間髪おかず添乗にでていたかがわかります
今でこそ国内旅行感覚で気軽に海外に行けますが
その頃グループで海外に出かけていたお客様は、どんな客層の方たちだったのでしょうか。
インセンティブや視察が多かったようにも聞いています。
ある時期のパスポートに関しては搭乗地と便名まで記録されています
私がこどものころ、都度都度父親が海外添乗で不在していたなんて
記憶もないのですが、それだけ無関心だったのでしょうか
見たことのない航空会社の2レターもあり
時代の推移を感じます。
私ももう少し年を重ねたら、渡航履歴を取り寄せ
その時代時代に思いを馳せてみようかと思います。